
一昨年あたりからそのグリップと脅威の耐久性でレンタル、スポーツカート界を一気に席巻したユナリタイヤ(ユニリタイヤ)。
最初乗ったときに昔使っていた同じ台湾製タイヤのチェンシンをタイヤを思い起こさせるパフォーマンスに、胸が踊ったものです。
ところが、昨年後半から目に見えてパフォーマンスが落ちました。どれくらい落ちたかといえば、440mのコースで1周コンマ7秒落ち。
とにかく横方向のグリップが無くなり、入り口アンダー出口オーバーというダメなカートの症状が出始めたのです。勿論カートのセッティングは同じ。
こりゃいかんと走りの点検、修正をしていくのですが寧ろ遅くなる一方。後に、これは全く逆のこと(やればやるほど遅くなる)をしていたことが判明します。
いわゆる「カート走行」というバンと曲がってドンとアクセルを入れる走り方ができないんです。タイヤが固いせいでブレーキを踏んでも姿勢変化が起きない。固いわりに横が無いのでふんばらない。カートのセオリーが全く通用しないんですよね。
ところが最近ニュータイヤで走ったところ、以前と殆ど変わらないタイムを出すことができました。勿論走り方は大分変わっていますが、結構不思議な現象です。というのも、今年初めからはなるべくタイヤに合わせた走り方をしていたのですが、それでもタイムは昨年と比べるべくもないものでした。それがいくらニュータイヤであるからといって、ここまでポンとタイムが上がるとは思えないのです。
とはいえ、出るものは出るのでこのままのスタイルで走って行くつもりです。非常にスランプでしたが、得るものも非常に多かったですし。

本当にやっかいなタイヤ。あまりに悩んで「F2は曲がらない。速く走る為には・・・」という松下のインタビューが載った普段買わないオートスポーツを買ったほど。

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ユナリが特殊過ぎて読んだけど役に立たなかった。普通のカーターにはお薦め。 |
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