
早速(?)観に行ってきましたよ!
「空母いぶき」
各所で叩かれていますが
そりゃ仕方ないよねという結果でした。
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以下ネタばれ注意!!!!!ーーー
自衛隊の考証など上げるとキリがないくらい。
一番最初におや?と思ったのが、RF−4が通常塗装だったこと。なんでF−4が出てきたんやと思ったらRF設定だったんですね。そりゃあ分かんないわけだ。

また、軍事サスペンスでありながら展開が非常に単調。
基本的に
敵発見、敵攻撃態勢!→◯◯を使えば迎撃可能→しかしその場合敵乗員の命が・・・
の繰り返し。

戦端が開かれる前ならまだしも、ボコスカやりあった後で物語も終盤まで来ているのにこのジレンマが続いて食傷。「敵乗員の命よりもう少し自分の部下の命を考えてやれ」と思うこと必定です。
一番酷かったのが
敵艦接近!→ハープーンで迎撃→ちょっと待って!それじゃあ確実に300人以上の命が失われる!→じゃあ主砲で↓
OK!!
もう無茶苦茶やんちなみに、このシーンで僕は静まりかえった劇場で
「えー・・・」とマジトーンで言ってしまいかなり恥ずかしい目に合ってます。
この後イージス艦いそかぜは、敵艦の搭載兵器を一つずつ主砲でピンポイントで撃破するという離れ業をやってくれています。ここまでやられると逆に海自をバカにしてるんじゃないかと思ってしまいますね。


このようなファンタジーが延々繰り出されるので少々疲れてしまいました。
とはいうものの、一般客の皆様はそういう細かい部分には気付かないでしょうから、現状の自衛隊や日本が戦闘状況に巻き込まれたときの不自由さが伝わって良い啓蒙になるのではないでしょうか。
ところで、私が注目していた、パイロットの
ブリーフィングなどのシーンは良かったです。
市原隼人はやはり格好良い。


しかし、戦闘シーンの大半がパイロットの顔のドアップというのはダメダメ。制作陣は駄作の烙印を押され何かと不遇な扱いの「BEST GUY」を100回見直してほしいものです。
他にも最新鋭空母の護衛がなぜ退役間近のゆき型なのかとか、独立して3年の国が機動艦隊を運用できるのかなど様々な不満(不明?)点はありますが、先ほども申したように、現在の日本の安全保障が如何に不安定なのかを一般の方々に啓蒙するフィクションだと思えば笑って見過ごせる範囲ではあるでしょう。
是非、大切な人と一緒に見て下さい。
微妙な雰囲気になっても責任は取れませんが・・・。

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二枚目買いました。劇場でいぶきグッズは一切売ってなかったです(T-T) |
posted by あんドラ at 20:06
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