2011年11月06日

Co2への期待と不安

 エアガンのパワーソースについてこのブログでも色々取り上げていますが、今月中に新たなパワーソースのシステムを搭載したエアガンが発売されます。その銃はマルシンのM1カービン、パワーソースはCo2です。

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あれ?Co2って昔グリーンガスって名前で出てたよね?と思い至る人はこの世界でもベテランの人でしょう。これはボンベの中にCo2を充填し、外部ソースだったエアタンクの代わりとして使用され、一応現在でも販売されいます。エアータンクより小型軽量で取り回し易いのが利点でしたが、このような外部ソースはエアガンの電動化と共に廃れて行きました。正直言って、未だにこのグリーンガスが存在しているのが不思議でなりません。何に使ってるんだろう。

また、Co2はフロンガスに比べて圧力が高く、レギュレーターを付けて使用しないと初速が高く危険と言われていました。まぁ、この件に関しては外部ソース全般に言えるので、グリーンガスだけ危険性を説くのはややフェアではないと思いますが。エアタンクもレギュレーターをかまして使いますからね。

元々海外ではCo2がエアガンのパワーソースが使われていますが、日本においてはその高過ぎるパワーのせいで使用ができませんでした。フロンガスに比べて遥かに環境には良いものの、このパワー過多の部分で使用ができないのは実に勿体無い話。とはいえ、パワー過多の部分は絶対に見過ごせない部分。しかしフロンガスは環境に悪いし将来の見通しも暗い。さてどうするか。

という答えの一つがこのマルシンの小型Co2ボンベを使ったエアガン。マガジンにCo2が充填された小型ボンベをねじ込み使用します。

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Co2の利点の一つとして、気温が低くても安定して作動するというのがあります。常にパワーを必要とするブローバックガスガン(特にライフル系の長物)には向いてるでしょう。マルシンのHP(http://www.marushin-kk.co.jp/)に行けば動画がありますが、確かにガシガシ動いてます。リコイルは・・・動画だけではちょっと分からないですね。まぁ、メーカーがガンガン推してるだけに相当なものなのでしょう。パワー抑制のレギュレーターはマガジンそのものか、ガン本体にあるのでしょうか。基準値は当然ながら守られているようです。

御覧の通り、中々面白そうなシステムですがやはり不安はあります。一つはガス漏れした時の対処。このガスボンベ、一度付けたらまた外すことは可能なのでしょうか。でないと、もしマガジンからガス漏れが発生したとき中身が尽きるまで放置することになります。これは勿体無いし、危険でもあります。それと、マガジンなどはパワーに直結する部分だけに改造防止のため分解はかなり限定的になると思います。となれば消耗度合の高いパッキン交換ですらメーカー対応ということになりかねません。これは非常に面倒な話ですし、お金もかかります。

また、ボンベ搭載位置がマガジンなこと。これはマガジンのコストが上がります。マガジンは携行できる数が多い方がいいもの。しかし、数を揃えるにはお金がかかります。ならば構造を単純化してコストを下げたいところですが、マガジンにガスシステムを搭載すると当然ながら値段は上がります。うーん、ということはガスに関するレギュレートのシステムはマガジンにあるのかもしれません。なぜ本体側にしなかったのでしょうか。このシステムなら本体にレギュレーターを組み、ストックあたりにボンベをねじ込んだりすることも出来ると思うのですが。この辺りは続報待ちですかね。

さて、ここまで書いておいてなんですが、私のCo2ガンの本命はこのM1ではありません。だって高いもの・・・。そりゃお金さえあれば欲しくはありますが。で、注目しているのは同じく今回新規に開発されたハンドガンの方です。

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写真はガバメントタイプです。ボンベはグリップに装填するため、マガジンは割り箸タイプになります。こちらのマガジンは安く買えそうです。

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ところが、やはりこちらにも先ほどのような懸念は残っています。しかもこのガン自体のお値段がなんと6000円ほどで、実売は5000円程度。固定スライドとはいえ少し安すぎる気がします。そうなると個人的にですが、強度は勿論、システムの信頼性も若干疑問が残ってしまいます。これまでの固定スライドガスガンの値段の半分がパテント料だった、という話なら良いんですが・・・。

パワーは0.8Jほどと、ハンドガンでは破格(インドアでは強過ぎですが)のパワーですが、なぜかホップシステムが付いていません。これも「?」な部分です。ホップシステムを搭載しない理由が全く分かりません。これではいくら気化力が高くて安定した作動と言われても、冬場のアウトドアでのサバイバルゲームではメリットが無くなります。おそらく搭載できない理由があるのでしょう。今の時点ではその理由ははっきりしませんが。

あと、なぜかガスボンベ単体の販売が12月なんですよね。どういうこっちゃ。一本でどれだけ撃てるか全くわかりません。また、Co2は空気中から取り出しているそうなので発生源は無限でしかもタダですが、それを詰める作業に発生するコストやボンベそのものの値段もありますから、実際の射撃コストがどれだけになるのか今のところ不明です。もしかしたらフロンガスより高いのかもしれません。そうだと魅力も下がります。理想はリキットチャージなんですが、それが解決できるのなら態々手間もコストもかかるボンベ式にはしてないでしょう。難しいところです。しかし、こういうのをどこかのメーカーがある日ころっと引っ繰り返したりするんですけどね。

このように、色々な意味で注目しているエアガンであります。発売がじりじり延びているのが気になりますが、とりあえず安いハンドガンはなるべく早く手に入れようと思っています。しかし、マルシンは小さな会社ですから、M1の方に全力を注いでいると思われ、中々他の製品に割く余力が無いんでしょう。ギガウェイトと呼ばれる、ヘビーウェイトよりも重量のあるリボルバーも鋭意生産中のようですから、そりゃあM36の再生産なんかやっとるヒマなんて無いんだろうなと、個人的に残念に思っています。

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posted by あんドラ at 11:58 | Comment(2) | TrackBack(0) | エアガン | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
初めまして。パワーウィン304いいですね〜どちらで買いましたか?教えて下さい。
Posted by 401PP at 2018年03月26日 09:39
401PPさん

はじめまして。実はこのCo2ハンドガンシリーズを購入しておりません。値段から不安を覚えたので、評価が出そろってから買おうと思ったのですが、評判はかんばしくなく、更にあっという間に市場から消えてしまいました。

今ではファイブセブンがかなり高評価を得ていますが、このお固定スライドCo2ガンは無かった感じにされいますね。

コメントありがとうございました。
Posted by あんドラ at 2018年03月26日 15:27
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