
火薬の匂いが恋しくて、マルシンの組立式モデルガン「M9(ABS)」を購入。
モデルガンのシャープなブローバックと、火薬の独特な匂いはガスブロでは出ません。
そこに代えがたい魅力がると思います。
大昔、同社のPA-MAS(M9のフランスライセンス)を友人から貰い、その出来の良さからマルシンのM9を全幅の信頼をおいて購入しました。
当時買ったカートリッジも未使用であったので、これも使えるなという算段もありました。
互換性確認のため、早速届いたM9のカートリッジを確認してみると
違ったよ・・・上が新型、下が旧型です。
そりゃ
20年以上前の製品だと仕様変更もあるわな変更は結構大きく、ケースの段差が微妙に変更され、ねじ切り場所が大きく違っています。

一番大きな変更がプライマーの変更。旧型はシンプルな形状ではあるものの、ケースの方にOリングが入れてあります。

新型はプライマーにOリングを装着する仕様に変更されています。

二重にシーリングされているので、作動や発射音の向上があるかもしれません。
うーん、ここまで仕様変更が大きいと旧カートは使えないか・・・。
ここで、ふと「PA-MASで試してみれば?」と閃き。
押し入れから引っ張り出してきました。

先ほども述べたように、PA-MASはM9をフランスでライセンス生産したもの。
実銃ではセフティレバーはデコッキングしか機能がないのですが、マルシンのPA-MASはセフティがかかる。つまるところM9の刻印違いです。
故にM9とは完全互換です。
デトネーターの形が違えばここまでですが、分解して照らし合わせたところほぼ同じ。
これで互換性の芽が見えてきました。
新型カートリッジに火薬を詰め、チャンバーに装填。
トリガーを弾くと
パンッ!!!
オッケー!!問題なく作動。
新旧カートに互換性があることが確認できました。
また、20年前に製作したモデルが完動することにも大変驚きました。



このPA-MASは、友人に頼まれて僕が組立て、飽きたということでそのまま僕が引き取りました。
パーツはラインが消されており、塗装もされていて、本当に組立てただけで出来上がりました。
特に調整もせずに発火できたので、非常に完動した覚えがあります。
その出来を期待してM9も購入したのですが・・・。
その後の展開はまた後日。
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posted by あんドラ at 21:49
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